絵本作家 市居みかの日々あれこれ ichiipk.exblog.jp

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14年


阪神淡路大震災から今日でもう14年。
なんと早いことか。

あの時、私は京都で一人暮らしをしていたのですが、ぐらぐらっとしたかなり強い揺れに一瞬目を覚ましたものの、そのまま寝ていました。
起きて当時仕事をしていた出版社へ向かおうとバイクで駅まで行く途中、なぜか公衆電話に人の列が・・なぜ??
駅に着くと、駅が閉まっています。なぜ????
はてなマークを頭の上に浮かべながら家に戻ると、となりの友人が家から飛び出てきました。
「いっちゃん、なにしてんの?実家、神戸の方ちゃうの?これ見てみ!」
とテレビをつけてくれると・・・
見知らぬ崩れた町にもうもうと火事の煙・・・ええっ!!!これが神戸???!!!

あわてて私も実家に電話をするも通じず。
なんとか帰ると、宝塚の実家は少し食器が割れたくらいで大丈夫だったのですが、神戸で暮らしていた姉のアパートは全壊。しかし、幸運なことに姉は怪我もなく、実家になんとか戻っていました。

神戸は私が大学時代を過ごした町。
神戸は明るくて繁栄していて、意味もなく、そういう災害から一番遠い場所のような気がしていたのです。
あの震災で、「何が起こっても不思議じゃないんだなぁ・・」となにか無常観を感じたのでした。
アパート全壊になってしまった姉は、停電で真っ暗な中、逃げるときに、なぜかバナナを持って逃げたそうです。アパートの階段がくずれおちて、滑り台のようになっているところをバナナをもってすべりおりる姉。。
そして、落ち着いてからアパートへ荷物をとりにいったのですが、もうほとんど何も持たずに出たそうです。
「お金で買えるものは、たいしたことないと思った」とのこと。

本当にすごい出来事でした。
こうして暢気に思い出せるのも、運良く、身近な人が怪我もなく亡くなることもなかったからだろうな・・と思います。
あれから、もう14年かぁ。。。。
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Commented by しん平 at 2009-01-18 17:50 x
本当ですね。もう14年。
あの時、近江八幡でもすごい揺れを感じて、大型量販店のガラスが落ちたり、駐車場のコンクリートがずれたりしました。

昼過ぎから、空を神戸方面に向かうヘリコプターが沢山飛んでいき、
しばらくすると神戸の子どもが近江八幡の親戚の家に一時避難で転校してきたりしました。

ぼくは、沢知恵という歌手と一緒に教会と公園で救援ライブをしに行きました。復旧工事現場の日雇いのおっちゃんがヘルメットを回して、カンパを集めていました。

長谷川集平さんの絵本「あしたは月曜日」を読み返して、あたりまえの日常の尊さをかみしめています。

Commented by ichiipk at 2009-01-20 13:00
しん平さん、
本当に月日の過ぎるのは早いですね。
普段は忘れているけど、地震、火事・・いろんなことが、いつやってくるかわからないんですね。
「あしたは月曜日」、なんともいえず切ないようないい絵本ですねー。
また「ヘイヘイ絵本部屋」楽しみにしてます!
by ichiipk | 2009-01-17 12:32 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(2)