絵本作家 市居みかの日々あれこれ ichiipk.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

絵を描いたり散歩をしたり・・・


by ichiipk
プロフィールを見る
画像一覧

<   2008年 05月 ( 6 )   > この月の画像一覧


きれいな目


図鑑の表紙の絵を描き、夕方、宅急便へ。
ついでに古本屋にいらない本を紙袋2つに詰め、持っていく。
1500円ほどで売れ、うれしい。
ついでに3冊古本を買う。
そして、車にガソリンをいれ、オイル交換を思いだし、ついでにしてもらう。
また思いだし、ワイパーのゴムも交換。
10分ほどで終わって車のところへ行くと、40〜50代くらいの整備士さんが窓を拭いてくれていた。
「タイヤの空気圧も調整しておきました」とやさしく微笑む整備士さんの目を見て、はっとした。
なんかすごい透き通って澄んでいる!
「ありがとうございました」とお礼を言って車に乗り込む。
一瞬の触れあいだったけど、なんだか不思議に心が洗われた気がした。
きっと車にもすごく愛情を持って接してくれたんだろうと思う。
[PR]
by ichiipk | 2008-05-19 12:57 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(0)

京都絵本ツアー


仕事でご一緒する作家さん(文章の方)とは、編集者が間に入るので意外とお会いできないことも多い。今まで雑誌の仕事などでご一緒した関西在住の作家さん方と京都で会うことになった。
京都在住の北川チハルさん、三重在住の村上しいこさん、それから京都在住の服部千春さん、イラストレーターの山口朝子さん。
メリーゴーランド京都店で待ち合わせ。
レトロなビルのかわいいお店。店長さんの潤さんもかわいい人だった。

北川さん以外、初対面だったけれど、みなさん気さくで仕事の話もできて、新鮮。こういう感じいいなぁ。
近所の風流なお店でお昼をいただき、立命館大学国際平和ミュージアムへ。
「ベトナム反戦ポスター展」をやっていて、今日は西村繁男さんの講演がある。
b0120471_12422555.jpg

西村さんはじめ、田島征三さん、長新太さん、和田誠さん、井上洋介さんなどの反戦ポスターがある。あの時代は熱かったんだなぁ。みんながんばって主張していたんだなぁと感銘を受ける。今の私に何ができるだろう。。。
館内の展示では、無言館からきた戦没画学生たちの絵が、切なかった。絵が好きな人たちで戦争に行きたい人なんて一人もいないと思う。もっともっと絵が描きたかっただろうなと思う。

西村さんとは本当に久しぶりで、会えてうれしかった。
思えば、10年ほど前、まだ絵本の出版もしていない頃に、ご縁があり、グループ展でご一緒させてもらった。初めて絵本をメインで仕事している作家さんと会い、息の長い、心のこもったお仕事を間近で拝見し、「絵本を作る仕事って素晴らしい!」と思った。
思えば、あの出会いが、今、絵本を作っている自分につながったんだなと西村さんと話していて改めて思った。東京からの友人あきちゃんも加わって、夜までご一緒し、ゆっくりお話できた。
いい一日だった。

●メリーゴーランド京都
http://www.merry-go-round.co.jp/kyoto.html

●ベトナム反戦ポスター展 −アーティストからのメッセージ−
立命館大学国際平和ミュージアム
2008年4月16日(水)〜7月21日(月)
井上洋介・今江祥智・いわさきちひろ・ウノカマキリ・鬼澤邦・金沢佑光・久米宏一・黒田征太郎・菅原道彦・杉浦範茂・高塚省吾・田島征三・多田ヒロシ・長新太・手塚治虫・永島慎二・西村繁男・平松尚樹・古川タク・薮内正幸・和田誠 他
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/event/special/s080416/index.html
[PR]
by ichiipk | 2008-05-17 12:05 | 遠出 | Trackback | Comments(2)

ヘリオさんとウキチさん


私の初めての絵本は「ヘリオさんとふしぎななべ」という、貧乏な絵描きさんが主人公の絵本。その主人公、ヘリオさんにそっくりな人がいる。しかも彼も絵描きさん。ミツル・カメリアーノさんという。(日本人。本名が椿野というので、椿=カメリアでつけた名前)
当時、彼は岡山の牛窓に住んでいたので、「牛窓のヘリオさん」と呼ばれていた(というか私が呼んでいた)。彼をモデルにしたわけではないけど、絵本のヘリオさんにそっくりなコートとパジャマを持っているらしい。
あの絵本には、町の風景に友だちのお店などを遊びでいれているのだけど、最後の見開きに「うきちどう」という本屋さんが小さく描いてある。
その「宇吉堂」も金沢にある実在の絵本屋さんで、店主のウキチさん(女性)のパートナーがそのヘリオさんそっくりの絵描きさん、カメリアーノさんなのだ。

家で仕事をしていたら、突然、その友人、ウキチさん、カメリアーノさんがやってきた。大阪から金沢へ帰る途中らしい。遠方なので、そんなにしょっちゅう会えるわけではないけど、なんだか親戚みたいな親しみと、自由な考えの楽しさを感じるお二人。
いつも一緒に旅もしていた犬のFeFeが19才で先日亡くなったので、心配してたけど、元気だった。
b0120471_1844291.jpg

*前からウキチさん、カメリアーノさん。似てる?

ウキチさんはFeFeの毛を集めてクッションにしたものを持っていた。亡くなったときの写真も。
いつも一緒で家族だったので、寂しいだろうな。。。
でも、19年も元気で生きて幸せだっただろうと思う。
ウキチさんは「長生きしいや」とFeFeに毎日言っていたらしい。「効くでー」というので、うちの猫にも言ってもらう。
うちの猫もおそらく13-4才で年をとってきたので、私も耳元で毎日「長寿長寿」とおまじないをかけているのだが。
いろいろ絵や絵本の話をして、ゆっくりして、金沢へ帰っていった。
b0120471_1852462.jpg

*カメリアーノさんのうちの近所のスケッチ。さらさらと。

あの二人はいろんなものにとらわれず、住む町もいろいろ旅して決めて身軽にひっこしたり、生活もお洒落に楽しんでいて、なーんかいつも自由な遊び心を感じる。
会ったらうれしくなる先輩であり、大事な友人たちだなぁと思う。
[PR]
by ichiipk | 2008-05-09 18:11 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(3)

夜ですよ


京都で一人暮らしをしていた時は、夜の2時3時くらいまで平気で仕事をしていた。
でも、滋賀へ越してきてからは、冷えが厳しい冬は、夜暖かく過ごそうと思ったら夕方に居間のストーブをつけなければならないため、仕事はだいたい夕方まで、というリズムになった。
こうしてみると、夜はやっぱり仕事をやめてゆっくり過ごす方が、心にも体にもいいんだなとわかる。

しかし、最近あったかくなってきてまた少しずつ夜型になりつつあるのだが、暗くなっても仕事をしていると、作品の上に大きな黒い影が。

猫のネルである。
b0120471_15124562.jpg


紙に絵を描いていると、その上にどっかり座る、ごろんと広がって寝る。
パソコンをしていると、むりむりっと画面の前にめり込んでくる。
「もう夜だよ。仕事やめて一緒にゆっくりしよう」
と言っているのだ。
その姿を見るとふふっとおかしくなって、よほどせっぱつまってないかぎり、仕事をやめてしまう。
そして、居間へいってソファに横になると、すかさずお腹の上にのってゴロゴロ喉をならすのだ。
ネルといると、健康的に暮らせるかもな。
[PR]
by ichiipk | 2008-05-07 15:17 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(3)

畑日和


あまり曜日が関係ない仕事だけど、ゴールデンウィークはやっぱり電話もかからないし、休日!という感じがする。
しかもいい天気!

朝、京都からみっちゃん、たあこちゃん、と近所に越してきた友人みずきが来て、ちょうどいいので、無理矢理、畑を一緒にする。
みっちゃんの持参してきたもんぺがばっちり信楽の景色にマッチしていた。
雑草を抜いて軽く耕して、畝を作り、苗を植えた。
プチトマト、ピーマン、なす、きゅうり、ゴーヤ、ししとう、いんげん、オクラ、パセリ、紫蘇、を小さい畑にちょっとずつ。
b0120471_1851229.jpg

お昼に親戚もやってきて、にぎやか!
筍を掘っていってもらう。

次の日はみずきの家へ。
まだこっちに来て一ヶ月、がらーんとした部屋。
なんか一人暮らしをしてた頃のことを思いだした。
彼女は、本当に荷物が少なくシンプルに暮らしていて、すごいと思う。
近所だけど、なんか旅行に来た気分になっておもしろい。
みっちゃんお得意のおいしいお好み焼きを焼いてもらい、ごろごろしつつ食べるかしゃべるか笑うかで、ずっと口は動いていた。
思わず、「いい休日やなぁ・・・」とつぶやく。

ちょっとごたごたしていたことがあったので、なんかリフレッシュしたなぁ。
友人はほんとに有り難いなとしみじみ。
[PR]
by ichiipk | 2008-05-05 17:53 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(4)

京都ではしご展


朝早起きして、京都へ。
見たい展覧会をふたつはしご。
まずは京都国立博物館でやっている「河鍋暁斎展」へ。
b0120471_0374540.jpg

かなりの混雑を予想していたけど、意外といい具合でゆっくり見られた。
気に入ったのは、蝉をとっている布袋さんの絵や、化け猫の絵、カニの和風バンドの絵(リアルなカニたちが三味線などをノリノリで弾いている)など、おもしろいのがいっぱいあった。
狩野派の典型的日本画的なものや、水墨画風のもの、大津絵をいれたり、筆でさらさらと漫画風のもの、いろんな描き方、いろんな題材、巨大な絵、小さな細かい絵・・・ありとあらゆる「絵」があった。
そして「うまい!」と思うものと、「うーん、これはいまいち・・」というものもたまにはあった。
毎日かかさず描いていたという絵日記はとてもよかった。
なんにせよ、画鬼といわれたくらい、絵を書き続け、絵にとりつかれ、絵と仲良くした絵描きさんだった。
かなり濃密な内容で見応えあり。見終わったらかなりくたびれたー。
図録や絵はがき、一筆箋などを買い、博物館の庭でお弁当。
それから、昔ながらの鍛冶をしている刃物屋さんへ。
かわうそ氏が彫刻刀を購入。
ずいぶん昔に来たとき、おじさんのランニングのお腹に火花で開いた無数の小さな穴が印象的だった。おじさん健在。そして、今回は息子さんが一緒にやっていた。跡を継いでくれるんだなぁ。。。
そして、今度は京都国立近代美術館の「秋野不矩展」へ。
b0120471_0461470.jpg

絵本作家である息子さんのイサムさんからチケットをいただく。
細かい暁斎の絵のあとで見る、大きな大らかな不矩さんの絵にほーーーっとため息。
本当に元気な女性だったんだなぁと絵を見て思う。
80才になってもインドへ通い、スケッチし、大きな絵を描き・・・。
インドの砂っぽい、土っぽい建物や風景の絵をたくさん描かれている。
「渡河」という水牛が河を渡っている絵がすばらしかった。
そして、数少ないけれど、絵本も手がけられていて原画の展示もあったのだが、これが素晴らしかった!
うまいなぁー。
「きんいろのしか」の絵本、再版してほしい!

それにしても、日本画というか、岩絵の具の色合いはやはりすごくきれい。
とくに胡粉という貝をすりつぶして作るらしい「白」がいいなぁ。
そして、墨の濃淡だけで描く水墨画もおもしろい。
やってみたくなった。

そして、二つの展覧会を堪能し、パン屋兼昔ながらの喫茶でお茶し、図録をみながら休憩。骨董屋を冷やかし、昔よくいっていたお風呂屋さんで一風呂浴びて、洋食屋さんで晩ご飯を食べ、帰りました。
あー満喫したー。
[PR]
by ichiipk | 2008-05-01 00:32 | Trackback | Comments(2)