絵本作家 市居みかの日々あれこれ ichiipk.exblog.jp

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おたがいびっくり


すぐにも仕事しなくちゃいけないのだが、いい天気なので、また洗濯。
雨のあとなので、抜きやすいので雑草抜き。
いかんいかん、とあわてて机へ。
夕方まで仕事をして、1日座っているので、ちょっと散歩へ。
近くの山の上のちいさな神社へお参り。
ひと気のない山の中、がさっと音が。
一瞬、あやしいおじさんがいるように思って、どきっとしたが、よく見ると、なんと鹿。
たぶんメスの若い鹿。
こちらもびっくりしたが、むこうもびっくりして、ぴょーんぴょーんと逃げていった。
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by ichiipk | 2009-06-13 00:11 | Trackback | Comments(13)

イモムシの敵


ニュースで、明日から天気が崩れる・・というので、たまった洗濯物をどっさりする。
今日中に乾きますように。
畑の野菜たち、いい感じに大きくなっている。
スナックえんどう、ものすごく甘くておいしい。
ブロッコリーについている紋白蝶のイモムシをやっつけた。
「イモムシかいぎ」なんて絵本を描いてるのにな・・・と心で思う。でも、仕方ないのである。
ほっといたら根こそぎ食べられてしまうもんなぁ。
ものすごく大きくなっている白菜の葉っぱを4枚ほどとって、揚げと煮付けたらおいしかった。

ものすごく時間がない絵本仕事をしなければいけないのだけど、なかなかスタートダッシュがかからない。
昨日は絵柄、画材を決めるべく描いていたら、終わってしまった。
ほんとにやばい。がんばらねば。
岐阜の原画展の準備もそろそろ始めないと。
気ばかり焦る。ふうー。
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by ichiipk | 2009-06-09 11:43 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(5)

デージーの首輪


うちの猫ネルは、家と外を自由に出入りしている。
なので、一応、飼い猫ですよ、という意味で首輪をしている。
以前作った水色のものが、かなり薄汚れてきたので、新しいのを作ることにした。

チロリアンテープにマジックテープを貼り、簡単に縫いつける。
端に白絵の具でラベルみたいに塗り、そこに電話番号と名前も書いた。
つけてみると、なかなかいい。
赤と白のデージーが並んでいる首輪。

なんか急にネルが女の子らしく見えた。ふふふ。
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by ichiipk | 2009-06-07 12:56 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(0)

物語の役割


小川洋子さんの書いた、ちくまプリマー新書の「物語の役割」を読む。
素晴らしい内容だった!!
いろんなところで講演されたものが本になっているのだけど、本当にわかりやすく深い内容。
どうして「物語」を作るのか・・・
私も日頃や仕事の時々に思うことの答えがここにあるような気がした。
生きていくために必要な「物語」もある。
そして、一番心に残ったのはこんな内容だった。

この中で、小川さんは河合隼雄さんの本からの引用を用いている。
文化財の修復の際に、補修用の布がもとの布より強いと、結果的にもとの布を傷めることになる。補修する布は、もとの布より少し弱くなくてはいけない、というのだ。
それは河合さんはご自身の仕事であるカウンセリングにも似ている・・と書いているそうなのだけど、小川さんは物語もそうなんじゃないか、と言っている。
人の心に寄り添うものならば、物語も強すぎてはいけない。
「こんなことではだめだ」「こっちに行くべきですよ」と読者の手を無理矢理ひっぱるような物語は、読者を疲弊させるだけだ。
物語の強固な輪郭に読み手が合わせるのでなく、どんな人の心にも寄り添えるようなある種の曖昧さ、しなやかさが必要になる・・と小川さんは書いている。
到着点を示さず、迷う読者と一緒に彷徨するような小説を私も書きたい、と。

この部分を読んで、私は、今までうまく表現できなかったことが書かれている!と思った。
物語ってそういうもんだと思うのだ。
演説や指針ではなく。

そして、小川さんは物語に触れることによって、「自分はこの大きな世界の一部である」という思いと、「自分は唯一無二の存在である」という、相反する思いを味わったと書いている。
これは、人間にとって幸せを感じるためには絶対に必要な感じ方だなぁと私は思った。

物語のすごさ、素晴らしさ、その意味を感じ、これからも物語を作っていこうと思う私にとって、すごく心に響きました。
小川さん、ありがとうございます。
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by ichiipk | 2009-06-05 13:28 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(8)